【福島県】田村市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「お人形様」古くから田村市で祀られている魔除けの神様です。江戸時代に悪病が流行したため、以後悪魔がむらに入らないように魔除けとして立てられたと言われています。屋形と朴橋、堀越の3ヶ所にあり、それぞれ違う表情になっています。 |
「朴橋(ほおのきばし)のお人形様」写真提供:田村市、撮影:坂本チヨ 様
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 田村市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
田村市ってどんなところ?
田村市について | |
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所在地 | 福島県中通り地方 中部 |
人口(令和5年 8月1日現在) |
33,145人(12,299世帯) 男性:16,377人、女性:16,768人 |
面積 | 約458.3km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 船引駅~郡山駅:約30分 郡山駅~東京駅:約1時間20分(新幹線利用) ▶車 田村市~郡山市:約40分 田村市~福島空港:約50分 |
移住支援制度 |
①福島県12市町村移住支援金 ②住宅取得・仕事に関する補助金多数 ③田舎暮らし体験 お試しチャレンジハウス など |
自然・施設 |
・お人形様 ・あぶくま洞 ・入水鍾乳洞 ・星の村天文台 ・星の村ふれあい館 ・グリーンパーク都路 ・片曽根山森林公園 ・ムシムシランド ・大鏑矢ふれあい公園 ・磯前神社などの神社仏閣 ・パークゴルフ場 など |
自然が豊かで利便性も備えた町
田村市は、福島県中通り地方の阿武隈(あぶくま)高原に位置する自然豊かな町です。中核市の郡山市から約30km圏内で、市内には生活に必要なお店や施設が一通り揃っています。
市内には森林や清流の自然を生かしたレジャースポットがたくさんあります。日本鍾乳洞九選の1つ「あぶくま洞」があることでも有名です。鍾乳洞は夏場でも涼しく、市内外から多くの人が訪れます。
東北地方の中では比較的穏やかな気候で、冬場でも市街地の雪は少なく1年を通して暮らしやすい環境です。
農業が盛んで食べ物がおいしい
田村市は農業が盛んで、田村米などのおいしい農産物が育てられています。市内のスーパーや直売所では、産地ならではの新鮮な食材が手に入れられます。
農産物の他にも、鍾乳洞が育んだ「あぶくまの天然水」や地酒などの特産品が豊富です。地元の食材を使った料理が食べられる飲食店の数も多く、充実した食生活が送れます。
1年を通して見どころが盛りだくさん
田村市には絶景スポットがいくつもあり、季節ごとに美しい風景が見られます。お祭りなどのイベントも頻繁に開催されていて、1年を通して楽しみが多いです。
移住の下見などで田村市を訪れる際には、イベントの開催状況や名所の情報を前もって調べておくと良いです。
田村市が住みやすい5つの理由
- 中心部の買い物環境が充実
- 郡山市や福島空港にアクセス良好
- 好みの住環境を見つけやすい
- 都市部より広々とした家に住める
- 子育てに適した環境が整っている
①中心部の買い物環境が充実
船引駅周辺の中心市街地には、コンビニやスーパー、家電量販店、ドラッグストアなど、毎日の買い物に便利なお店が揃っています。
大きな書店やショッピングセンターもあり、市外まで行かなくても便利に生活できます。駐車場を備えたお店や施設が多く、運転もしやすいです。
自家用車があったほうが便利ですが、路線バスや乗り合い型のデマンドタクシー(要予約)などの移動手段も整っています。
②郡山市や福島空港にアクセス良好
田村市は交通網が整っていて、郡山駅周辺まで電車なら約30分、車の場合は約40分で行けます。郡山駅から新幹線に乗れば都心にもスムーズに行けます。
また、車で約50分で福島空港にも行けます。通勤や通学、休日のお出かけの選択肢が広げられるのは大きなメリットです。
③好みの住環境を見つけやすい
田村市は面積が広く、同じ市内でもエリアごとに多様な魅力があります。利便性の高い中心部から、本格的な田舎暮らしができる里山エリアまでさまざまです。
エリアごとの特徴は、田村市の移住・定住情報サイト「たむら暮らし」でわかりやすく紹介されています。
④都市部より広々とした家に住める
都市部と比較して土地価格が安いぶん、同じ予算でも広々とした家に住めます。駐車場や庭がある戸建て住宅に住みたい人は要チェックです。
新築にこだわらない場合は「空き家・空き地情報バンク」の物件情報も確認しておきましょう。希望の条件に合う物件が見つかる場合があります。
田村市の子育て支援
- ・18歳まで子どもの医療費に助成がある
- ・妊産婦健康診査費用の助成
- ・出産や子育てに関する奨励金が充実
- ・一時保育や病児病後児保育などのサポート
- ・保育料の無料化が手厚い など
田村市は0歳から18歳まで医療費(保険診療の自己負担分)が無料です。出産や成長に応じた支援制度が手厚く、安心して子育てができます。
保育料の無料化などの経済的な支援の他、一時預かり保育や病児・病後児保育など、共働きの世帯に嬉しいサポート体制が整っています。
移住を考えている子育て世代は、田村市の「子育てガイドブック」を読んで子育て環境を事前にチェックしておきましょう。
移住支援制度について
- 福島県12市町村移住支援金
- 住宅取得・仕事に関する補助金多数
- 田舎暮らし体験 お試しチャレンジハウス
①福島県12市町村移住支援金
福島県外から田村市に移住する場合、条件を満たすと、単身で最大120万円、2人以上の世帯は最大200万円の移住支援金を受け取れます。
また、東京圏(一部地域除く)から移住する子育て世帯には、18歳未満の世帯員1人につき最大100万円の加算があります。
支給にあたって、就業や起業などの条件をすべて満たす必要があります。詳しい内容は以下のリンク先で確認してみてください。
②住宅取得・仕事に関する補助金多数
田村市は移住者向けの住まいの補助金が豊富です。住宅購入の補助金の他に、賃貸住宅の家賃補助、空き家のリフォーム費用の補助金などもあります。
農業を始める人への支援制度や創業スタートアップの補助金など、人それぞれの状況に応じたさまざまな補助制度があります。
自分が対象の補助金の有無や補助金額、手続きの方法などは、以下のリンク先から早めに確認しておきましょう。
③田舎暮らし体験 お試しチャレンジハウス
田村市には、田舎暮らしを体験できる「お試しチャレンジハウス」があります。最短2日から最長1ヶ月、水道光熱費(1人1日300円)の負担のみで滞在できます。
田村市の住環境や町中の雰囲気を、本格的に移住する前に体験できて安心です。移住後の物件や仕事を探すための拠点としても活用できます。
利用には予約が必要なので、興味がある人は利用時のルールや備え付けの設備を前もって確かめておきましょう。
田村市の魅力的なスポット5選
- あぶくま洞
- 星の村天文台
- 星の村ふれあい館
- 片曽根山森林公園
- グリーンパーク都路
①あぶくま洞
あぶくま洞は全長約600mの鍾乳洞です。田村市の代表的な観光スポットで、洞内ではライトアップされた大自然の神秘を体感できます。
外にはレストランや売店、ラベンダー園などがあります。お祭りや鍾乳洞でのコンサートなど、季節ごとのイベントも見どころです。
②星の村天文台
星の村天文台は、福島県内最大級の天体望遠鏡を備えた施設です。夜には天体観測、日中には太陽の観測ができます。
季節ごとの星空案内を楽しめるプラネタリウムもあり、子どもと遊びに行くのにピッタリのスポットです。
③星の村ふれあい館
星の村ふれあい館は大浴場やサウナ、研修室などを備えた宿泊施設です。移住の下見などで田村市を訪れる際の拠点に最適です。
「あぶくまの天然水」を沸かしたお風呂は湯冷めしにくく、ミネラルたっぷりで肌がすべすべになると評判です。
④片曽根山森林公園
片曽根山森林公園は、アスレチック遊具やキャンプ場を備えた森林公園です。市街地からアクセスしやすい片曽根山のふもとに整備されています。
田村市には自然豊かな公園やアウトドアスポット、スポーツ施設などが充実しています。屋外と屋内どちらにも子どもの遊び場が多いのは嬉しいポイントです。
⑤グリーンパーク都路
グリーンパーク都路は、阿武隈高原の中央に位置するアウトドアスポットです。オートキャンプ場や公園、スポーツ広場、ディスクゴルフ場などの施設があります。
ビールの醸造所があり、併設のレストランで地ビールを味わえます。100mにおよぶ藤棚など、四季折々の草花を見ながら時間を忘れてリフレッシュできます。
移住に関する情報は「たむら暮らし」で入手できる
移住に関して情報収集したいときは、田村市の移住・定住情報サイト「たむら暮らし」をチェックしてみてください。
田村市の住環境や移住支援制度の紹介の他に、住まいや仕事を探すときに役立つ情報もまとまっています。
田村市と東京の移住相談窓口の情報も掲載されています。心配ごとは早めに相談して、お得な最新情報を手に入れましょう。