【岡山県】美咲町の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「美咲町の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「岡山県 美咲町」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
美咲町ってどんなところ?
美咲町について | |
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所在地 | 岡山県 中央部 |
人口(2023年 10月末現在) |
12,910人(5,934世帯) 男性:6,182人、女性:6,728人 |
面積 | 232.17km² |
都市部へのアクセス |
▶汽車 JR亀甲駅~JR津山駅:約15分 JR亀甲駅~JR岡山駅:約60分 ▶車 美咲町~岡山空港:約50分 |
移住支援制度 |
①新婚向け賃貸住宅家賃補助金 ②新築木造住宅普及促進事業補助金 ③お試し暮らし住宅 など |
自然・施設 |
・吉井川 ・旭川 ・二上山 ・大垪和西の棚田 ・小山の棚田 ・三休公園 ・柵原ふれあい鉱山公園(柵原鉱山資料館) ・エイコンパーク ・美咲町中央運動公園(みさキッズパーク) ・まきばの館 ・みち停あさひ ・民話の村 ・ザ オークレットゴルフクラブ ・本山寺 ・美咲町物産センター ・柵原農産物直売所「やさい畑」 など |
自然豊かで住みやすい町
美咲町は、岡山県の中央部に位置する町です。東に吉井川、西に旭川が流れ、中央部には「つなぐ棚田遺産・日本の棚田百選」に選ばれた棚田や田園風景など、豊かな自然を有しています。
県北部の中心都市である津山市と隣接し、JR津山線や国道53号線などで結ばれています。県庁所在地の岡山市にもアクセスが良く、ベッドタウンとしての利便性を備えています。
仕事は都会でも家では静かにゆっくり休みたい人や、都心部のオフィスに行く頻度が少ないテレワーカーなどの移住に特におすすめです。
多様な働き方ができる
自然豊かな美咲町では、農業や林業を中心に多種多様な働き方が実現できます。就農・林業に関する支援はもちろん、起業などのサポートも充実しています。
立地の良さを生かして、隣接する津山市や県庁所在地の岡山市の企業に就職・転職したり、都市圏での仕事を続けながらのテレワーク移住も検討できます。
新たなチャレンジや移住を歓迎してもらえる雰囲気があります。都会から移住を考えている人にとって嬉しいポイントです。
美咲町が住みやすい5つの理由
- 近隣市町まで車で30分圏内で便利に生活できる
- 近隣都市へのアクセスが良好
- 子育てしやすい環境が整っている
- 特産品が豊富で食べ物がおいしい
- 都心より広々とした家に住める
①近隣市町まで車で30分圏内で便利に生活できる
食材や日用品は町内のコンビニやショッピングセンター、物産センターなどで手に入ります。都市部よりお店は少ないですが、毎日の買い物に必要なお店は揃っています。
遠出しなくても生活必需品は一通り揃えられます。隣接する津山市のショッピングモールには車で30分ほどで行けて、ファッションやインテリアなどの買い物にも困りません。
②近隣都市へのアクセスが良好
新幹線停車駅の岡山駅や岡山空港まで、車で1時間ほどで行けます。必要に応じて全国の主要都市に移動しやすいのはメリットです。
車での移動手段の他に、JR津山線も利用できます。通勤・通学だけでなく、ショッピングや休日のお出かけの選択肢が広がります。
③子育てしやすい環境が整っている
美咲町の自然が豊かでのどかな環境や利便性の高さは子育てにピッタリです。家でも外でも、ファミリーでのびのびと過ごせます。
都会より近所付き合いがあり、治安の良さに繋がっています。子育てに関する支援制度が手厚く、安心して子育てができます。
④特産品が豊富で食べ物がおいしい
写真提供:岡山県観光連盟
美咲町の特産品
- たまご
- トマトや黄ニラ、アスパラガスなどの野菜
- ニューピオーネや梨などの果物
- しいたけ
- お米(棚田米) など
自然豊かで山の湧水に恵まれた美咲町では農業が盛んです。直売所や物産センターで、新鮮な食材を手に入れられます。
また、西日本最大級の養鶏場がある美咲町は「たまごかけごはん発祥の地」としても知られています。町内で育てられた「棚田米」と新鮮な卵の相性は抜群です。
たまごかけごはんの専門店もあり、全国から年間約7万人の来店客が訪れるほど人気があります。産地ならではの充実した食生活が送れます。
⑤都心より広々とした家に住める
美咲町の多くの世帯は、駐車場を備えた一戸建てで生活しています。都心と比べると土地価格が抑えられる分、同じ予算でも広々とした家に住めます。
庭でガーデニングを楽しんだり、ペットを遊ばせたり、都会では予算的に難しい生活を実現できる可能性があります。騒音トラブルの心配が少ないのも魅力です。
美咲町の子育て支援
画像提供:美咲町
- ・18歳までの医療費に助成がある
- ・母子手帳交付から出産までタクシー利用料金に助成がある
- ・出産祝金の支給
- ・出産、子育て応援給付金の支給
- ・スクールバスの運行
- ・自転車通学する中学生の自転車購入費を補助
- ・岡山県中山間地域初の義務教育学校が開校 など
美咲町は子育て支援に力を入れていて、医療費や出産に関する助成が充実しています。経済面だけでなく、共働き世帯が子育てしやすいサポートも充実しています。
移住を検討している子育て世代は、美咲町のホームページなどを見て事前に子育て環境をチェックしておきましょう。
美咲町の移住支援制度
- 新婚向け賃貸住宅家賃補助金
- 新築木造住宅普及促進事業補助金
- お試し暮らし住宅
①新婚向け賃貸住宅家賃補助金
結婚1年未満の新婚世帯が美咲町指定の賃貸住宅に入居した場合、申請から3年間家賃補助(月額上限1万円)を受けられます。
まず賃貸での移住を検討している世帯は要チェックです。詳細は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②新築木造住宅普及促進事業補助金
美咲町で住宅を新築する人は、条件を満たすと最大で50万円の補助金を受け取れます。岡山県産木材を70%以上使用することや、町内の業者の利用が条件です。
また、県の補助事業「おかやまの木で家づくり支援事業」と併用できます。移住をきっかけにマイホームの新築を検討している人は、以下リンク先でチェックしておきましょう。
③お試し暮らし住宅
美咲町には「お試し暮らし住宅」があり、本格的に引越す前に住環境を確かめられます。家具家電を一通り備えた3DKの一戸建てに、2日以上~14日以内で滞在できます。
移住する物件や仕事を探すときの拠点としても利用できます。興味がある人は、以下のリンク先で備え付け設備や利用上のルール、空き状況などを確認してみてください。
美咲町の魅力的なスポット5選
- まきばの館
- 柵原ふれあい鉱山公園
- 三休公園
- 大垪和西の棚田
- 両山寺
①まきばの館
写真提供:岡山県観光連盟
まきばの館は、畜産に対する親しみや理解を深めてもらうことを目的とした体験型施設です。広大な施設内にはラベンダー園やアスレチック広場、デイキャンプ場を備えています。
アイスクリーム作り体験やソーセージ作り体験など、1年を通してさまざまな体験やイベントが開催されます。
地元の食材を使用したレストランやカフェもあり、大人から子どもまで一日中楽しめます。休日のお出かけ先にピッタリです。
②柵原ふれあい鉱山公園
写真提供:岡山県観光連盟
柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園は、旧片上鉄道の吉ケ原駅舎と操車場のあった場所に作られた公園です。
園内には当時の様子を再現した資料館や駅舎、車両を展示しています。鉄道ファンはもちろん、子どもに人気のスポットです。
③三休公園
写真提供:岡山県観光連盟
三休公園は標高270mの山頂に整備された公園です。園内には昔話をテーマにした「民話の村」があり、陶芸などが体験できます。
桜の名所としても知られ、春になると約5,000本の桜が咲き誇ります。開花の時期には「三休公園さくらまつり」が開催され、多くの観光客で賑わっています。
④大垪和西の棚田
写真提供:岡山県観光連盟
大垪和西(おおはがにし)の棚田は、標高400mの山間地にすり鉢状に広がる棚田です。初夏の田植えや冬の雪景色など、四季折々のさまざまな景観を楽しめます。
棚田の周辺は約1時間半で周れるので、ウォーキングスポットとしても人気があります。夕日の眺めが良い絶景ポイントは見応え十分です。
⑤両山寺
写真提供:岡山県観光連盟
両山寺は二上山山頂に位置する歴史あるお寺です。毎年8月14日の深夜に催される護法祭(1275年頃~)は全国的に珍しい奇祭で、県内外から多くの人が訪れます。
町内には他にも、歴史や文化を感じられるスポットがいくつもあります。移住の下見などで美咲町を訪れる際には、ぜひ散策してみてください。
美咲町への移住に関する疑問は窓口に相談できる
美咲町への移住・定住に関して疑問がある場合は、窓口で相談できます。事前に岡山県移住ポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」を見ておくとスムーズです。
町の住環境や子育て環境、移住支援制度などについても詳しく教えてもらえます。心配ごとがあれば早めに相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。