【鹿児島県】南さつま市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「南さつま市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「鹿児島県 南さつま市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南さつま市ってどんなところ?
南さつま市について | |
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所在地 | 鹿児島県 薩摩半島 南西部 |
人口(2023年 9月末日現在) |
31,755人(16,832世帯) 男性:14,770人、女性:16,985人 |
面積 | 283.59km² |
都市部へのアクセス |
▶車 南さつま市~鹿児島市:約1時間 南さつま市~枕崎市:約35分 ▶バス 加世田~鹿児島中央駅:約1時間25分 加世田~鹿児島空港:約1時間10分 |
移住支援制度 |
南さつま市移住支援金 マイホーム取得補助金制度 など |
自然・施設 |
・吹上浜海浜公園 ・丸木浜 ・双剣石 ・金峰山 ・くじらの眠る丘 ・B&G坊津海洋センター ・ガンバリーナかせだ ・道の駅 きんぽう木花館 ・笠沙美術館 ・南薩鉄道記念館 ・万世特攻平和祈念館 ・神社仏閣、史跡 など |
豊かな自然に囲まれた歴史と景観の町
南さつま市は薩摩半島南西部に位置しています。面積の約6割は森林・原野で、西側は東シナ海に面する自然豊かな町です。
市の北西部には日本三大砂丘の一つである「吹上浜」が広がり、南西部ではリアス海岸の美しい景観を望めます。
都市と自然のバランスがちょうど良い住環境が整っています。市内には歴史のある神社仏閣、天然温泉など、都会とは一味違う見どころがたくさんあります。
自転車を活用したまちづくりに積極的
南さつま市は、サイクリングスポットが豊富で、自転車を活用したまちづくりに積極的に取り組んでいます。市内には気軽にレンタルできるサイクルステーションもあります。
毎年開催されている「ツール・ド・南さつま」は、雄大な大自然の中でサイクリングを楽しめる南さつま市最大のサイクルイベントです。県内外から多くの参加者が訪れます。
雄大な自然景観が広がる「南さつま海道八景」の絶景を眺めながら、自転車でのんびりと散策するのもおすすめです。
多種多様な農・畜・水産業が盛ん
南さつま市の特産品
- かぼちゃやらっきょうなどの野菜
- メロンやきんかん、たんかんなどの果物
- 肉牛や肉豚などの畜産物
- しらすやたかえび、キビナゴなどの魚介類
- お茶 など
海と大地の自然環境に恵まれた南さつま市は食材の宝庫です。なかでも、かぼちゃやハウスきんかん・たんかんなどが県を代表する特産品の「かごしまブランド」に指定されています。
市内のスーパーや直売所で新鮮な農水産物を手に入れられます。地域の食材を使った料理が食べられる飲食店の数も多く、地元ならではの充実した食生活が送れます。
南さつま市が住みやすい5つの理由
- 市街地の買い物環境が充実している
- 周辺の都市部にアクセス良好
- 子育てしやすい環境が整っている
- 自然を生かしたレジャースポット多数
- 都会より広々とした家に住める
①市街地の買い物環境が充実している
市の中心部には、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなど、毎日の買い物に便利なお店が揃っています。
駐車場がある大きな店舗も多く、車があれば買い物には困りません。市街地に住めば自転車メインの生活でも不便は感じにくいです。
②周辺の都市部にアクセス良好
県都の鹿児島市へは車で1時間ほどでアクセスできます。市内を通る鉄道はありませんが、車や路線バスを利用すれば隣接する他都市への移動はスムーズです。
南さつま市に住んで近隣の市町村に通勤・通学する人も多く住んでいます。必要に応じて市内外にアクセスしやすいのはメリットです。
③子育てしやすい環境が整っている
南さつま市は利便性が高いうえに海と山の自然が近くにあり、子育てするのにピッタリです。緑豊かな公園やスポーツ施設が複数あり、子どもがのびのびと過ごせます。
都会よりも近所付き合いがあり、地域で子どもを見守ってもらえます。保育・教育施設や医療機関の数も多く、安心して子育てができます。
④自然を生かしたレジャースポット多数
市街地から少し離れると、自然を生かしたレジャースポットが豊富です。体を動かすことが好きな人にとって嬉しい環境が整っています。
県内有数のダイビングスポットや本格的な登山など、豊かな自然を身近に感じられます。自然や生き物との触れ合いから、子どもの考える力や心を育てたいというファミリーにもおすすめです。
市内には温泉施設が点在していて、露天風呂やサウナを楽しめます。仕事帰りやリフレッシュしたい時にすぐに行けるのも魅力です。
⑤都会より広々とした家に住める
都会と比べると土地代が安いぶん、同じ予算でも広々とした家に住めます。広い庭や駐車場があるマイホームに住みたい人は要チェックです。
中古も含めて住まいを探すときは「空き家バンク」の物件情報も確かめておきましょう。希望条件にピッタリの、相場よりも安い物件が見つかる場合があります。
南さつま市の子育て支援
- ・高校生までの医療費が無償
- ・小中学校の給食費が無償
- ・南さつまっ子誕生お祝金の支給
- ・0~2歳児の保育料を軽減
- ・子育て支援サービスの負担額を助成 など
南さつま市では子どもの成長に応じた切れ目のない子育て支援が受けられます。医療費の助成をはじめとした経済的な支援の他、子育てが初めてでも安心のサポート体制が整っています。
「ファミリー・サポート・センター事業」による子どもの送迎や一時預かりなどのサポートも手厚く、共働き世帯にとって嬉しい支援制度が揃っています。
移住を検討している子育て世帯は、以下のリンク先で南さつま市の子育て環境をあらかじめチェックしておきましょう。
南さつま市の移住支援制度
南さつま市移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。
マイホーム取得補助金制度
南さつま市に移住・定住するために住宅を新築・購入する場合、かかった費用に対して補助金(上限160万)をもらえる可能性があります。
補助金の支給額は、エリアなどの条件によって変動します。移住をきっかけにマイホームの購入を検討している人は、以下リンク先でチェックしておきましょう。
南さつま市の魅力的なスポット5選
- 吹上浜海浜公園
- 丸木浜
- 金峰山
- くじらの眠る丘
- ガンバリーナかせだ
①吹上浜海浜公園
吹上浜海浜公園は、吹上浜に広がる緑豊かな県立自然公園です。キャンプ場やサッカー場の他、ローラースケート場、サイクリングコース、プールを備えています。
広々とした公園内には大型遊具や運動広場もあり、家族で遊びに行くのにピッタリです。休日には県内外から多くの家族連れで賑わっています。
②丸木浜
写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
丸木浜は白い砂浜とコバルトブルーの海が特徴の海岸です。一帯はダイビングスポットとして人気があり、沖合ではサンゴの群生や熱帯魚が鑑賞できます。
遠浅で波が穏やかな浜辺は散歩コースにおすすめです。水辺線に沈む夕日の光景は神秘的で、一見の価値があります。
③金峰山
金峰山(きんぽうざん)は、本岳・東岳・北岳からなる標高636mの山です。山頂付近には「いこいの森」が整備されており、バードウォッチングを楽しめます。
トレッキングの他に、ロッククライミングやハンググライダーなどのレジャースポットとしても親しまれています。
④くじらの眠る丘
くじらの眠る丘は、2002年に座礁した14頭のマッコウクジラの内1頭を骨格標本にし、後世へ記録を継承するために建設された施設です。
1階の展示場で、迫力あるクジラの骨格全体を見渡せます。敷地内には、旬の朝どれ野菜や特産品の直売所「ふるさとくじら館」もあります。
⑤ガンバリーナかせだ
ガンバリーナかせだは、温泉や宿泊施設、物産センターを備えた複合施設です。定期的に、物産展や展示会などのイベントも開催されています。
市内観光なら、施設内のサイクリングターミナル「りんりん」でレンタサイクルを利用するのがおすすめです。車では行けないサイクリングならではの名所が市内に点在しています。
カフェ・レストランも備えていて休憩にも最適です。移住の下見などで南さつま市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する情報は南さつま市のホームページで入手できる
南さつま市の公式ホームページ「移住・定住」のページなどで、移住に関する情報を集められます。移住支援制度などの最新情報も掲載されています。
疑問が残る場合は、問い合わせや相談もできます。南さつま市への移住に興味を持った人はぜひチェックしてみてください。