【熊本県】阿蘇市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめのまち
「阿蘇市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「熊本県 阿蘇市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
阿蘇市ってどんなところ?
阿蘇市について | |
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所在地 | 熊本県 北東部 |
人口(2023年 11月30日現在) |
24,594人(11,717世帯) 男性:11,613人、女性:12,981人 |
面積 | 約376km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 阿蘇駅~熊本駅:約1時間25分 阿蘇駅~大分駅:約1時間50分(九州横断特急) ▶車 阿蘇駅前~熊本IC:約50分 阿蘇駅前~阿蘇くまもと空港:約40分 阿蘇駅前~大分IC:約1時間50分 |
移住支援制度 |
①熊本県移住支援事業 ②阿蘇市空き家活用のためのリフォーム等支援事業補助金 ③新規就農者支援事業 など |
自然・施設 |
・阿蘇山(阿蘇中岳火口) ・大観峰 ・草千里ヶ浜 ・隼鷹天満宮(はやたかてんまんぐう) ・あそ☆ビバ ・阿蘇農村公園あぴか ・田子山森林公園 ・ASO MILK FACTORY ・モーモーファーム竹原牧場 ・阿蘇ネイチャーランド ・阿蘇カドリー・ドミニオン ・道の駅 阿蘇 ・道の駅 波野 ・阿蘇神社などの神社仏閣 ・内牧温泉 など |
大自然の中で便利に暮らせる町
阿蘇市は、熊本県の北東部、阿蘇地域の中央部に位置します。阿蘇五岳を中心とする世界最大級のカルデラや広大な草原を有し、豊富な自然と様々な地域資源に恵まれています。
市街地には生活に必要なお店や施設が一通り揃っています。県庁所在地の熊本市からそれほど離れておらず、必要に応じて主要都市に移動しやすいのはメリットです。
気候は1年を通して寒暖差があり、低農薬・無農薬で農作物が栽培でき、四季の移ろいがはっきりしています。
年間の降水量は全国平均の2倍ほどあり、蓄えられた地下水は湧き水として市内の至る所から湧出しています。
豊かな自然環境がジオパークに認定されている
阿蘇市の自然環境は、日本に10ヶ所しかない「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されています。世界に誇る名所や、住むうえでも楽しいスポットが充実しています。
豊富な地域資源を活用した観光業が盛んで、絶景ポイントや歴史的遺産など見どころが盛りだくさんです。阿蘇山由来の温泉郷も有名で、観光客だけでなく地元の人にも親しまれています。
観光スポットの他に、アウトドアやスポーツも人気です。山でのパラグライダーやゴルフ、源流トレッキングをきっかけに阿蘇市を好きになって移住する人もいます。
ワーケーションにピッタリの環境
出典:阿蘇温泉観光旅館協同組合「Aso Worcation」
阿蘇市には景色が良いワークスペースがあるので「ワーケーション」に最適です。ワーケーションとは、働きながら余暇を楽しむ過ごし方です。
開放的なウッドデッキで景色を眺めながら作業したり、休憩中に足湯に浸かったり、リフレッシュしながら働く夢のようなワークスタイルが実現できます。
阿蘇市が住みやすい5つの理由
- 生活圏に便利なお店や施設が揃っている
- 熊本市や他都市にアクセス良好
- 自然豊かで子育てに最適
- 自然を生かしたレジャースポットが目白押し
- 都心部より住居費が抑えられる
①生活圏に便利なお店や施設が揃っている
阿蘇市にはスーパーやコンビニが点在しています。また、ドラッグストアやホームセンターなど、日常生活に必要なお店や施設が一通り揃っています。
駐車場を備えた大きなお店が多く、車があれば買い物には困りません。路線バスや鉄道、予約制の乗合タクシーなどの公共交通でも市内を移動できます。
保育・教育施設や医療機関も整っていて、ファミリーの移住にピッタリです。都会からの移住でも、工夫次第で便利に生活できます。
②熊本市や他都市にアクセス良好
JR阿蘇駅から鉄道に乗れば、熊本駅まで約1時間25分で行けます。熊本駅からは九州新幹線に乗れて、主要都市へのアクセスもスムーズです。
鉄道と車どちらでも熊本市に通勤できて、阿蘇くまもと空港にも行きやすいです。通勤や通学の他、休日のお出かけの選択肢も広げられます。
③自然豊かで子育てに最適
利便性が高く豊かな自然があふれる阿蘇市は、子育てするのにピッタリです。屋内と屋外の両方に遊び場がたくさんあり、子どもがのびのびと過ごせます。
都会より近所付き合いがあり、治安の良さに繋がっています。親世代、子ども世代の交流施設やイベントも多く、地域に馴染みやすいです。
④自然を生かしたレジャースポットが目白押し
阿蘇市及びその周辺では山や渓谷などの多様な自然を生かしたレジャーを楽しめます。トレッキングやキャンプ、川遊びなどアウトドアが好きな人の移住先にもってこいです。
市内には日帰り温泉施設が点在していて、仕事帰りやリフレッシュしたい時にすぐに行けるのも魅力です。観光だけでなく、住んでからも楽しめるスポットがたくさんあります。
⑤都心部より住居費が抑えられる
都心部と比べて土地の価格が低いぶん住居費が抑えられます。通勤も可能な距離なので、リモートワークが多い人にもおすすめです。
中古も含めて物件を探すときは、空き家バンクの情報をチェックしておきましょう。リフォーム費用をふまえても予算を大幅に抑えられる物件が見つかる場合があります。
阿蘇市の子育て支援
- ・18歳までの子ども医療費が無償
- ・第3子以降の子どもがいる世帯に育児手当の支給
- ・出産、子育て応援金の支給
- ・一時預かり、病児保育などのサポート
- ・子育て支援センターなどの相談窓口が豊富
阿蘇市では子どもの成長に応じた切れ目のない子育て支援が受けられます。医療費の助成をはじめとした経済的な支援の他、子育てが初めてでも安心のサポート体制が整っています。
移住を検討している子育て世代は、阿蘇市のホームページなどを見て事前に子育て環境をチェックしておきましょう。
阿蘇市の移住支援制度
- 移住支援事業
- 阿蘇市空き家活用のためのリフォーム等支援事業補助金
- 新規就農者支援事業
①熊本県移住支援事業
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。
②阿蘇市空き家活用のためのリフォーム等支援事業補助金
熊本県外からの移住者が「空き家バンク」を利用して住宅を購入した場合、リフォームや家財道具の処分にかかった費用の一部に対して補助金が出ます。
補助金の支給には条件があります。疑問や不明点があるときは市役所の窓口で相談しましょう。
③新規就農者支援事業
阿蘇市では、市内に住む新規就農者に対して最大150万円の補助金が出ます。農業用機械・施設等の導入費用が対象の制度です。
移住をきっかけに農業を始めたいと考えている方は、以下のリンク先に支援内容が詳しく載っているのでチェックしてみてください。
阿蘇市の魅力的なスポット5選
- 大観峰
- 阿蘇カドリー・ドミニオン
- 阿蘇ネイチャーランド
- あそ☆ビバ
- 道の駅 阿蘇
①大観峰
大観峰(だいかんぼう)は阿蘇五岳やカルデラを一望できる絶景スポットです。夜景や星空、雲海や日の出など、季節や時間によって変わる情景を楽しめます。
展望所付近にはお土産店や食事処があり、ドライブの休憩所としても人気です。全国からの観光客でシーズン問わず賑わっています。
②阿蘇カドリー・ドミニオン
出典:熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」
阿蘇カドリー・ドミニオンは、世界のクマや多様な動物と触れ合えるテーマパークです。トレーナーと動物たちが繰り広げるパフォーマンスショーは世代を問わず人気があります。
「こぐま広場」では、子グマを膝にのせて触れ合ったり写真を撮ったりできます。動物が好きな人にとってはたまらないスポットです。
③阿蘇ネイチャーランド
阿蘇ネイチャーランドは、様々なアクティビティが体験ができるアウトドアスポーツ施設です。パラグライダーや熱気球による空中散歩など、大自然を満喫できます。
インストラクターがいるので初心者はもちろん、大人から子どもまで安心して楽しめます。付近には温泉施設が点在しているので、思い切り遊んだ後の温泉巡りもおすすめです。
④あそ☆ビバ
「あそ☆ビバ」は大型遊具やゴーカートなどを備えた公園です。休日には多くの家族連れで賑わっています。
公園内は遊歩道が整備されていて、お散歩コースにもピッタリです。市内には、他にも自然豊かな公園や子どもの遊び場がたくさんあります。
⑤道の駅 阿蘇
出典:熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」
道の駅阿蘇は阿蘇山を一望できるロケーション抜群の道の駅です。毎朝届く新鮮な野菜を中心に、精肉や乳製品、スイーツなど様々な特産品を手に入れられます。
館内の観光案内窓口では、専門スタッフによる移住相談も受けられます。移住の下見などで阿蘇市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する情報は移住パンフレットで入手できる
移住に関する疑問や心配ごとは、阿蘇市の移住パンフレット「阿蘇で暮らす」を見れば解消できる内容が多いです。
わからないことがあれば、阿蘇市役所まちづくり課(TEL:0967-22-3318)に問い合わせてみてください。
移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。