【熊本県】天草市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめのまち
「天草市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「熊本県 天草市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
天草市ってどんなところ?
天草市について | |
---|---|
所在地 | 熊本県 南西部 |
人口(2023年 9月末現在) |
73,697人 男性:34,825人、女性:38,872人 |
面積 | 683.82km² |
都市部へのアクセス |
▶車 天草市~熊本市:約1時間50分 ▶バス 本渡バスセンター~熊本駅:約2時間30分 本渡バスセンター~三角駅:約1時間30分 ▶飛行機 天草空港~熊本空港:約20分 天草空港~福岡空港:約35分 |
移住支援制度 |
①移住支援金 ②定住促進奨励金 ③空き家活用事業補助金 など |
自然・施設 |
・妙見浦 ・天草西海岸サンセットライン ・茂串海水浴場 ・四郎ヶ浜ビーチ ・下田温泉 ・西の久保公園 ・西平椿公園 ・福連木子守唄公園 ・天草空港 ・天草コレジヨ館 ・天草キリシタン館 ・イルカマリンワールド ・道の駅 天草市イルカセンター ・道の駅 有明 リップルランド ・﨑津集落 ・﨑津教会 ・大江教会 ・神社仏閣 など |
美しい海に囲まれた自然豊かなまち
天草市は熊本県南西部に位置しています。周囲を美しい海で囲まれ、市の総面積の約70%が山林で占められる自然豊かなまちです。
市内に駅・鉄道はありませんが、国道や県道が整備されています。また、日本一小さな航空会社「天草エアライン」があり、車で2時間以上かかる熊本空港に最短約20分でアクセスできます。
暖流の影響で冬は暖かく、夏は比較的涼しい気候です。1年を通して温暖な気候や、豊かな水産資源を活かした農林水産業が盛んで、季節ごとの旬の食材を堪能できます。
自然景観や歴史・文化などの観光資源が豊富
天草市には、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の「天草の﨑津集落」や、野生の「イルカウォッチング」など、見どころが盛りだくさんです。
市内には名所や観光スポットがいくつもあり、国内だけではなく海外からの観光客も訪れます。自然環境に恵まれていて、思わず息を呑む絶景にもたくさん出会えます。
「牛深ハイヤ祭り」など地域の繋がりを感じられる催しが多く開催されています。自然を生かしたレジャースポットが豊富で、住んでからも楽しめる環境が充実しています。
エリアごとに魅力がある
天草市は県内最大の面積があり、地域によって買い物環境に差があります。自然と都市のバランスや魅力に違いがあり、理想的な住環境を見つけやすいです。
また、都心部と比べると土地代が安く、同じ予算でも広々とした家に住めます。広い庭や駐車場があるマイホームに住みたい人は要チェックの移住先です。
中古も含めて住まいを探すときは「空き家バンク」の物件情報も確かめておきましょう。希望条件にピッタリの、相場よりも安い物件が見つかる場合があります。
天草市が住みやすい5つの理由
- 生活圏の買い物環境が充実している
- 海と山の自然が豊かで特産品が豊富
- 子育てしやすい環境が整っている
- 飛行機で都市部へアクセスできる
- 海が綺麗でマリンレジャーが豊富
①生活圏の買い物環境が充実している
令和4年度の天草市統計によると、市内には大小合わせて約1,300軒の商店があります。コンビニやスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど毎日の買い物に便利なお店が揃っています。
中心市街地には大型のショッピングセンター・スーパーもあります。移動手段は自家用車が基本ですが、路線バスや予約制の乗合タクシーなどの公共交通も整っています。
②海と山の自然が豊かで特産品が豊富
出典:熊本県公式観光サイト
天草市の特産品
- 車海老や伊勢海老
- アワビやウニ
- とらふぐや鯛などの魚類
- レタスやサヤインゲン、ミニトマトなどの野菜
- デコポンやポンカン、イチジクなどの果物
- 肉牛(天草黒牛)
- 地鶏(天草大王)
- トルコギキョウやカスミソウなどの花木
- お米
- お茶 など
特徴の異なる3つの海に囲まれた天草市では、多種多様な魚介類をはじめ新鮮な食材を手に入れられます。
「天草伊勢えび祭り」や「あまくさ丼丼フェア」など、市内の宿泊施設・お店が参加したイベントが定期的に開催されています。
海産物以外にも、幻の地鶏と言われる「天草大王」や季節の野菜・果物も絶品です。「食の宝庫」天草ならではの健康的で充実した食生活が送れます。
③子育てしやすい環境が整っている
自然豊かで空気が綺麗な天草市の住環境は、子育てにピッタリです。緑豊かな公園やスポーツ施設が複数あり、子どもがのびのびと過ごせます。
保育・教育施設や医療機関も揃っています。都心部よりも近所付き合いがあり、子どもを地域で見守ってもらえるので安心して子育てができます。
④飛行機で都市部へアクセスできる
天草エアラインに乗れば、熊本空港まで約20分、福岡空港までは約35分で行けます。飛行機や新幹線を乗り継げば全国の主要都市へのアクセスもスムーズです。
熊本駅や熊本市内のバスターミナルまで快速バスも運行しています。必要に応じて、大きな商業施設等が何でも揃っている都市部にアクセスしやすいのはメリットです。
⑤海が綺麗でマリンレジャーが豊富
海が綺麗な天草市では、イルカウォッチングやシュノーケリングをはじめ多様なマリンレジャーを楽しめます。
市内には日帰り温泉施設が点在していて、仕事帰りやリフレッシュしたい時にすぐに行けるのも魅力です。観光だけでなく、住んでからも楽しめるスポットがたくさんあります。
天草市の子育て支援
- ・0~18歳まで医療費の一部負担金に助成がある
- ・出産育児一時金の支給
- ・出産、子育て応援ギフトの支給
- ・産前、産後サポートの実施
- ・ファミリーサポートセンターの実施 など
天草市は子育て支援に力を入れていて、子どもの成長に応じたさまざまなサポートが受けられます。経済的な支援の他にも、一時預かり保育や病児保育などのサポートがあります。
子育て世帯は、あらかじめ天草市の「子育て応援ガイドブック」に目を通しておくと良いです。自分が受けられる支援制度や子育てのサポート体制を確認しておきましょう。
天草市の移住支援制度
- 移住支援金
- 定住促進奨励金
- 空き家活用事業補助金
①移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。
②定住促進奨励金
天草市外(上天草市及び苓北町を除く)から空き物件に転入した人は、単身で10万円分、2人以上の世帯なら20万円分の「天草宝島商品券」を受け取れます。
上述の「移住支援金」との併用はできません。交付対象者の詳しい条件や申請手続きの方法、申請期日などは、以下リンク先でチェックしてみてください。
③空き家活用事業補助金
移住に伴い天草市空き家バンクに登録されている空き家を購入または賃貸する人は、リフォームや家財道具の処分などを行うとき、最大100万円の補助金を受け取れる場合があります。
中古物件を含めて住まいを探す場合は「空き家バンク」の情報を確かめておきましょう。補助金を受け取るための条件などの詳細は、以下のリンク先で確認できます。
天草市の魅力的なスポット5選
- 茂串海水浴場
- 下田温泉
- 福連木子守唄公園
- 西の久保公園
- 道の駅 有明 リップルランド
①茂串海水浴場
茂串(もぐし)海水浴場は、九州屈指の透明度の高さと遠浅の海が特徴です。熱帯魚やサンゴが生息していて、シュノーケリングを楽しめます。
ウミガメの産卵場所として有名で、5~6月の産卵期には姿を見られるチャンスもあります。市内には他にも美しい海水浴場が点在していて、海が好きな人にとってたまらない環境です。
②下田温泉
下田温泉は開湯700年の歴史ある温泉地です。県内には3ヶ所しかない「国民保養温泉地」の一つに選ばれています。
源泉の温度は51℃で、湯船に注がれるまでに40~42℃のちょうど良い温度になっています。加水や加温、循環をしないので、純粋な天然温泉を味わえます。
また、「下田温泉五足の湯」では無料で誰でも足湯を楽しめます。観光客だけではなく、地域の憩いの場として親しまれています。
③福連木子守唄公園
福連木(ふくれぎ)子守唄公園は山あいにある静かな公園です。天草市では初の本格的なオートキャンプ場を備えています。
敷地内には大型の遊具の他に川遊びができる小川もあり、子どもと一緒に思いっきり遊べます。夏休みの時期になると多くの家族連れで賑わっています。
④西の久保公園
西の久保公園は、中心市街地の近くにある公園です。約36haの広大な敷地には、全国的に珍しい棚田を利用した花菖蒲園や約480本の桜並木など、四季折々の花木が植えられています。
市内には他にも自然豊かな公園やスポーツ施設がいくつもあります。アクティブな人やファミリーにピッタリの環境が整っています。
⑤道の駅 有明 リップルランド
天草市の玄関口である有明町に位置する道の駅です。物産館では市内で採れた新鮮な野菜や海産物が販売されています。
フードコート・レストランでは、地元の食材を使った料理が食べられます。特に、地ダコを使った「タコめし」や、名産品のデコポンを使った「デコポンソフト」が人気です。
併設している「さざ波の湯」では温泉を楽しめます。移住の下見に天草市を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。
移住の心配ごとは「あまくさライフ」で解消できる
移住に関する疑問や心配ごとは、天草市の移住・定住サイト「あまくさライフ」を見れば解消できる内容が多いです。
わからないことがあれば、お問い合わせフォームから質問や相談ができます。テレビ会議システムのZOOMを使ったオンライン移住相談(予約制)にも対応しています。
移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。