【秋田県】羽後町の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「羽後町の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「秋田県 羽後町」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
羽後町ってどんなところ?
羽後町について | |
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所在地 | 秋田県 南部 |
人口(2023年 11月30日現在) |
13,415人(5,107世帯) 男性:6,523人、女性:6,892人 |
面積 | 約230km² |
都市部への アクセス |
▶電車・バス 羽後町~JR湯沢駅:バスで約20分 JR湯沢駅~JR秋田駅:電車で約90分 ▶車 羽後町~秋田中央IC:約80分 |
移住支援制度 |
①羽後町移住支援金 ②羽後町住宅取得奨励金 ③羽後町結婚新生活支援事業助成金 など |
自然・施設 |
・道の駅うご「端縫いの郷」 ・五輪坂アルカディア公園 ・五輪坂スポーツガーデン ・五輪坂温泉としとらんど ・羽後町農業体験交流施設(沢の子の杜 わか杉) ・旧長谷山邸 ・三輪神社、須賀神社などの神社仏閣 ・西馬音内盆踊り会館 ・歴史民俗資料館 など |
日本の原風景が残る自然豊かな町
羽後町は秋田県の南部に位置する町です。周辺を山々に囲まれた町内には、どこか懐かしいのどかな田園風景が広がっています。
町内には歴史的建造物や趣のある神社仏閣が点在していて、日本の原風景を感じられます。生活に必要なお店や施設は一通り揃っていて、ちょうど良い田舎暮らしができます。
羽後町ならではのイベントが豊富
羽後町の伝統行事「西馬音内盆踊り」は「日本三大盆踊り」の1つとして知られています。古い歴史があり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
西馬音内盆踊りは例年8月に開催され、県内外から多くの人が訪れます。他にも、人形芝居や獅子舞などの伝統行事が住民同士の協力で大事に守られています。
冬は雪が多い特別豪雪地帯
秋田県の中でも特に雪が降る特別豪雪地帯に指定されています。山間部はさらに雪が多いため、移住する際は下調べが必須です。
羽後町には3泊4日から利用できる「羽後町体験住宅」があり、いきなり移住するのが不安な人は事前に住環境を確かめられます。
設備の整った一軒家で、移住してからの生活をしっかりイメージできます。興味がある人は、以下リンク先で詳細をチェックしてみてください。
羽後町が住みやすい5つの理由
- 生活圏で何でも揃えられる
- 県都の秋田市や空港に行きやすい
- 子育てしやすい環境が整っている
- 特産品が豊富で食べ物がおいしい
- 住居費が都市部より抑えられる
①生活圏で何でも揃えられる
羽後町にはコンビニやスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど、毎日の買い物に便利なお店が揃っています。地元の食材を使った料理が食べられる飲食店も多いです。
隣接する湯沢市も含めると、車で15~20分圏内で何でも揃います。生活圏にレジャースポットや日帰り温泉が豊富なのも魅力です。
②県都の秋田市や空港に行きやすい
車の場合、秋田市の中心部まで約1時間20分、秋田空港まで約1時間で行けます。冬場の運転には慣れが必要ですが、主要道路は除雪車が走っているので安心です。
公共交通の場合は、バスに20分ほどで湯沢駅まで行けば奥羽本線や高速バスが使えます。必要に応じて都市部まで行きやすいのはメリットです。
③子育てしやすい環境が整っている
羽後町の自然豊かな環境は子育てに向いています。保育・教育施設の数が十分あり、こども園は待機児童ゼロを実現しています。
一時預かり保育や子育て相談窓口など、子育てのサポート体制も充実しています。医療機関が充実していて、個人医院だけでなく総合病院にも行きやすいです。
④特産品が豊富で食べ物がおいしい
羽後町の特産品の例
- うご牛(高級ブランド牛)
- あきたこまち(ブラント米)
- スイカやイチゴなどの果物
- ひばり野オクラなどの新鮮野菜
- 地酒などの加工品
ブランド牛の「うご牛」やスイカをはじめとした特産品が豊富で、新鮮でおいしい食材に囲まれて生活できます。
綺麗な水で育てられたお米や野菜は味が良いと評判が良いです。特に羽後町産のお米は「美味しいあきたこまちコンテスト」で最優秀賞を獲得したこともあります。
採れたての農産物は、町内の直売所やスーパーで、都市部よりもリーズナブルな価格で手に入れられます。
⑤住居費が都市部より抑えられる
都市部より土地価格が安いぶん、家にかけるお金を抑えられます。同じ予算でも都市部より広々とした家に住めるのは魅力です。
中古を含めて住まいを探すときは「空き家バンク」の情報もチェックしましょう。リフォーム費用をふまえても、相場より予算を抑えられる物件が見つかる場合があります。
羽後町の子育て支援
- ・18歳まで子どもの保険診療が無料
- ・出産応援ギフトとして5万円を支給
- ・子育て応援ギフトとして5万円を支給
- ・うごまち「未来の宝」応援給付金
- ・チャイルドシート購入費補助金の支給 など
羽後町は子育て支援に力を入れていて、令和4年8月から子どもの医療費助成が18歳までに拡大されています。
町独自のうごまち「未来の宝」応援給付金は、第3子以降の子どもの誕生から6歳まで手厚い助成が受けられます。移住を検討している若者夫婦は要チェックの制度です。
羽後町の子育て環境は「うごまち子育てネット」で確かめられます。子育ての相談窓口やこども園、遊び場などの情報がわかりやすく紹介されています。
羽後町の移住支援制度
- 羽後町移住支援金
- 羽後町住宅取得奨励金
- 羽後町結婚新生活支援事業助成金
①羽後町移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、就職や起業、テレワークなどの条件をすべて満たすと、単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の移住支援金を受け取れます。
また、18歳未満の子ども1人につき100万円の加算があります。支給にあたって細かい条件があるので、以下のリンク先で詳しい内容を確認しておきましょう。
②羽後町住宅取得奨励金
県外転入者住宅取得奨励金
町外出身者が秋田県外から転入する場合、条件を満たすと住宅の新築または購入にかかった費用の2分の1(上限100万円)まで助成があります。
三世代同居・多子世帯住宅取得奨励金
親・子・孫の三世代で同居する世帯や、18歳未満の子どもが2人以上いる世帯が住宅を取得する際の奨励金です。条件を満たすと、住宅ローンの「元金の1%」まで助成が受けられます。
「フラット35 地域連携型」による支援
全期間固定金利の住宅ローン「フラット35地域連携型」の金利引下げを受けられる制度です。県外転入者は5年間、若年子育て世帯は10年間お得にローンを組める場合があります。
羽後町結婚新生活支援事業助成金
結婚をきっかけに羽後町で新生活を始める夫婦は、年齢や所得などの条件を満たすと、住まいや引越しに関する助成金が受け取れます。
助成額は1世帯につき上限30万円です。住宅の購入だけでなく、リフォームや賃貸、引越し費用も対象の制度です。
羽後町の魅力的なスポット5選
- 五輪坂アルカディア公園
- 西馬音内盆踊り会館
- 歴史民俗資料館
- 旧長谷山邸
- 道の駅うご「端縫いの郷」
①五輪坂アルカディア公園
五輪坂アルカディア公園は、小高い丘にある緑豊かな公園施設です。アスレチック遊具やキャンプ場、炊事場などがあり、家族でのピクニックに最適です。
足田堤に隣接していて、ブラックバスやヘラブナなどの魚釣りが楽しめます。春はお花見、夏はアウトドアや花火大会、秋はイモ煮会、冬は白鳥の観察など、四季折々の魅力があります。
周辺の施設も充実しています。休日には保養施設の「五輪坂温泉としとらんど」や、グラウンドゴルフなどが楽しめる「五輪坂スポーツガーデン」に多くの人が訪れます。
②西馬音内盆踊り会館
西馬音内盆踊り会館は「西馬音内盆踊り」の活動拠点でもある観光交流施設です。体験交流ホールでは、西馬音内盆踊りの定期公演が毎月1度開催されています。
体験交流ホールには200インチの大型スクリーンがあり、盆踊りの映像資料が見られます。館内では100年を超える歴史がある衣装や、盆踊りを再現した人形などの展示が鑑賞できます。
③歴史民俗資料館
歴史民俗資料館には、羽後町の歴史や民族、自然に関する資料が展示されています。常設展示の他に、年4回の展示替えがある特別展示やギャラリーの美術品を鑑賞できます。
展示に関する講演会や体験学習などのイベントも開催されます。羽後町には、資料館の他にも貴重な歴史的建造物や文化財を見られるスポットが多数あります。
④旧長谷山邸
旧長谷山邸は、羽後町のシンボルになっている歴史的建造物です。土曜日・日曜日に無料で内部を見学できます。
現代の家にはない太い柱、梁を組み上げた内部は一見の価値があります。併設の土蔵を改修した美術館も見どころです。
⑤道の駅うご「端縫いの郷」
道の駅うご「端縫いの郷」は、飲食店や農産物直売所、交流スペースなどを備えた道の駅です。キッズスペースやファミリースペースなど、子育て世帯に嬉しい施設が充実しています。
定期的にマルシェなどのイベントがあり、地域の交流の場になっています。広い駐車場と24時間使えるトイレ・シャワールームがあり、移住の下見に訪れた際の休憩にも最適です。
移住に関する心配ごとはオンラインで窓口に相談できる
オンラインで相談できることの例
- 羽後町の住環境についての質問
- 移住に伴う部屋探し
- 空き家バンクの物件案内
- 自分が補助金の対象かの確認
- 冬場の雪の対応方法 など
羽後町への移住に関する心配ごとがあれば、現地まで確かめに行く前にオンラインで相談ができます。現地に詳しい役場の担当の方が対応してくれるので安心です。
オンライン相談の対応時間は平日の9:00~17:00で、テレビ会議システムの「Zoom」を使用します。疑問点があれば早めに相談して、お得な最新情報を手に入れましょう。