【画像あり】失恋の花言葉まとめ【別れ・悲しみ・苦しみ・後悔】
「花言葉で失恋をイメージさせる花はある?」
「失恋をイメージさせてしまう花はどれ?」
「花言葉の意味が知りたい」
花には花言葉があり、きれいな見た目とは裏腹に、ネガティブな意味を持つ花が多く存在しています。失恋で悲しむ人に花言葉を知らずに花を渡してしまうと、誤解を生んでしまうかもしれません。
そこでこの記事では、悲しい、恋の苦しさ、別れなど「失恋」をイメージさせてしまう花と花言葉を紹介しています。画像付きで紹介しているため、花に詳しくない人も、ぜひ参考にしてください。
また花によっては、品種や色が変わると花言葉の意味も変わる場合があります。そのため、花単体ではなく品種や色にも注目してみてください。
目次
アネモネ「見放された、恋の苦しみ」
花言葉 |
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見放された、恋の苦しみ |
アネモネには「見放された」や「恋の苦しみ」といった花言葉があります。基本的には失恋に関するようなマイナスな印象を持っていますが、アネモネは色によって意味が変わるため、必ずしもネガティブな花ではありません。
色によって意味が変わる
花の色 | 花言葉 |
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青 | 堅い誓い |
紫 | 相手を信じて待つ |
白 | 真心・期待 |
赤 | 愛している |
アネモネには色別の花言葉もあり、本来の意味とはまったく異なった意味を持つケースもあるので気を付けましょう。たとえば、青は「堅い誓い」、紫は「相手を信じて待つ」といった具合です。
基本的には相手のことを待っている花言葉となっており、上手くいかない恋をイメージするものが多いです。しかし、白は「真心・期待」、赤は「愛している」というような意味になっているので、基本の意味だけでは考えないようにしましょう。
また、アネモネにはたくさんの品種がありますが、品種別の花言葉はありません。そのため、品種に気を付ける必要はないということも覚えておくとよいです。
ミヤコワスレ「しばしの慰め、別れ」
花言葉 |
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しばしの慰め、別れ |
ミヤコワスレは基本的に「しばしの慰め」「別れ」という意味を持つ花です。花言葉の由来となったのは鎌倉時代に実在した順徳天皇のエピソードが元になっています。順徳天皇は幕府との戦に敗れ、佐渡へ配流されることになります。
悲しみのなかで佐渡に渡った順徳天皇はミヤコワスレの花を見つけて「都のことを忘れさせてくれる花」だと思って気に入ったのです。
こうしたエピソードからミヤコワスレは失ったものを忘れさせてくれる花という意味の花言葉がつきました。
品種別の花言葉はなし
ミヤコワスレには浜乙女や江戸紫といった複数の品種がありますが、品種別の花言葉は特にありません。また、色別の花言葉もないため、贈った相手にシンプルにメッセージを伝えたいときに有効な花です。
失恋したことを相手に伝えたいときに贈る花としては適しているでしょう。
マリーゴールド「絶望、悲しみ、嫉妬」
花言葉 |
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絶望、悲しみ、嫉妬 |
マリーゴールドの基本的な花言葉は「絶望」「悲しみ」「嫉妬」で、とてもネガティブなイメージの強い花だと言えます。マリーゴールドのような黄色やオレンジといった明るいイメージの花のなかには、ネガティブな花言葉を持っているものもあるので気を付けましょう。
なぜ、黄色のような明るい色にネガティブな花言葉が付いているかというと、キリストを裏切ったユダの服が黄色だったことに由来しているといわれています。
黄は「健康」で、オレンジは「予言」という意味を持つこともあるので、贈った相手の真意を測りかねる花でもあります。
品種によって花言葉の意味が変わる
品種 | 花言葉 |
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フレンチマリーゴールド | そばに置いて欲しい |
アフリカンマリーゴールド | 逆境を跳ね返して生きていく |
マリーゴールドは品種によって花言葉の意味が大きく変わり、フレンチマリーゴールドは「そばに置いて欲しい」、アフリカンマリーゴールドは「逆境を跳ね返して生きていく」といった意味があります。
基本的な花言葉と、色別や品種別の花言葉の意味が比較的違っている種類の花なので、贈るときには注意が必要です。
クロッカス「愛の後悔」
紫のクロッカスは「愛の後悔」
花言葉 |
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愛の後悔 |
クロッカスが失恋の意味で使われるのは、主に紫の花をプレゼントしたときです。クロッカスの紫は「愛の後悔」という意味があります。過去の恋愛を振り返っているという点から失恋をイメージさせる花となっているのです。
紫以外のクロッカスは比較的ポジティブ
花言葉 |
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切望、青春の喜び |
クロッカスの基本的な花言葉は「切望」や「青春の喜び」です。クロッカスは古くからヨーロッパで春を告げる花だとされてきました。春に咲く花は青春と関連付けられるケースが多く、春が訪れる喜びと相まって「青春の喜び」という花言葉になりました。
切望については、クロッカスが春を告げる花であることから、「春を待ちきれない」という思いから付けられたといわれています。
一方で、黄には「自分を信じて欲しい」という意味があるので、あまり失恋とイメージがつながることはありません。クロッカスには品種ごとの意味は特にないので、色に気を付けてプレゼントするようにしましょう。
チューリップ「失われた愛、望みのない愛」
白色と黄色のチューリップはネガティブな花言葉
色 | 花言葉 |
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白 | 失われた愛 |
黄 | 望みのない愛 |
チューリップの花言葉は「思いやり」や「博愛」が基本ですが、白と黄色はネガティブな花言葉です。白は「失われた愛」、黄は「望みのない愛」というように失恋をイメージさせる花言葉になっています。
プレゼントの場合は本数にも意味がある
本数 | 花言葉 |
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1本 | 運命の人 |
3本 | 愛している |
17本 | 絶望の愛 |
25本 | 幸せを祈ります |
チューリップの特徴として「プレゼントする本数にも意味がある」ことが挙げられます。たとえば、1本では「運命の人」、3本では「愛している」という花言葉です。それに対して、17本は「絶望の愛」、25本は「幸せを祈ります」という意味なので、覚えておきましょう。
ヒヤシンス「嫉妬、悲哀、悲しみ」
色 | 花言葉 |
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赤 | 嫉妬 |
紫 | 悲哀、悲しみ |
ヒヤシンスは「悲しみを超えた愛」という花言葉を持っていますが、赤は「嫉妬」、紫は「悲哀、悲しみ」というネガティブなイメージの花言葉です。赤や紫のヒヤシンスの場合、失恋という意味が強くなるのでプレゼントの際には気を付けましょう。
シオン「追憶」
色 | 花言葉 |
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基本 |
あなたを忘れない、追憶 |
紫 | 時が経つのも忘れて |
白 | どこまでも清く |
シオンには「あなたを忘れない」「追憶」といった意味があります。単に失恋というよりも、「相手のことを思い出として残したまま、その後の人生を生きていく」というポジティブなイメージもある花言葉です。
シオンの花言葉の由来は今昔物語だといわれています。あるところに母を亡くした兄弟がいましたが、兄はそのうちに墓参りにいかなくなった一方で、弟はシオンを植えて毎日墓参りを続けたという話です。
シオンの色別の花言葉としては白が「どこまでも清く」、紫は「時が経つのも忘れて」という意味があります。シオン本来の花言葉である「あなたを忘れない」と合わせると、紫は「時が経つのを忘れるほど、あなたのことを想っていた」というような意味になります。
ただし、品種ごとの特別な意味はありませんので、色だけに注意すれば大丈夫です。
彼岸花(ヒガンバナ)「悲しき思い出、あきらめ」
花言葉 |
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悲しき思い出、あきらめ |
彼岸花(ヒガンバナ)は和名で、秋の彼岸の時期に咲く花から由来します。赤い花が一斉に咲き乱れる姿は絶景で、観光名所が各地にある、有名な花です。別名曼珠沙華(マンジュシャゲ)やリコリスといった名前で親しまれ、花言葉は、「悲しき思い出」や「あきらめ」といった意味があります。
彼岸花は有毒植物なので、埋葬した遺体を虫や動物に荒らされないように墓地などに植えるようになったといわれています。確かに彼岸花はよく墓地で見かけられ、花言葉の「悲しき思い出」は、故人との別れを連想できます。
故人を連想する花言葉が多い
色 | 花言葉 |
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赤 | 情熱・独立・再会・あきらめ・転生・悲しい思い出 |
白 | 想う人はあなた一人・また会う日を楽しみに |
黄 | 追想・深い思いやり・陽気・元気な心 |
彼岸花には赤・白・黄色それぞれに花言葉があり、どれも意味を考えると故人を連想できます。たとえば、白は「想う人はあなた一人」、黄色は「追想」など、墓地に植えられることが多かった花であることから、亡くなった方との思い出や一途な思いを表す意味が多くつけられています。
故人を想う意味が強い彼岸花ですが、「悲しき思い出」や「あきらめ」と言った意味は、思いの届かない恋の意味とも置き換えられる花言葉です。
しかし、「再会」「また会う日を楽しみに」といった前向きに捉えられる意味もあるので、彼岸花の花言葉は、悲しいイメージだけではないことも忘れないようにしましょう。
秋明菊(シュウメイギク)「薄れゆく愛情、淡い思い」
花言葉 |
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薄れゆく愛情、淡い思い |
秋明菊(シュウメイギク)の花の色は白色やピンク色で、秋に明るい花を咲かせ、その姿が菊に似ていることから名付けられました。実際は菊ではなく、分類学上はアネモネの仲間です。
花言葉も、「薄れゆく愛情」や「淡い思い」といったアネモネの花言葉の由来をもとに、似たような意味の言葉がつけられています。しかし、アネモネは相手のことを待っている意味の言葉が多いですが、シュウメイギクは気持ちが変わっていく様の意味が多くつけられているため、プレゼントに送る花として選ぶ際は、相手に誤解されないよう注意が必要です。
スカビオサ「不幸な愛、私はすべてを失った」
花言葉 |
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不幸な愛、私はすべてを失った |
スカビオサはラテン語で皮膚病名の「スカビエス」に由来し、この病気の薬として用いられたため名付けられたといいます。和名では松虫草(マツムシソウ)といい、由来は松虫が鳴く頃に咲く花であるからという説と、花が散ったあとの姿が、僧侶の持つ松虫鉦(まつむしがね)という仏具に似ているからという説があります。
スカビオサはきれいな紫色の花を咲かせますが、西洋において特に、紫色や青色のスカビオサは、伴侶を失った未亡人に贈る花束にふさわしいとされていることから、花言葉は「不幸な愛」、「私はすべてを失った」といった、辛く、悲しい意味がつけられています。西洋では、紫色の花に悲しい意味の花言葉をつけることが多く、これはギリシャ神話のヒヤシンスの話が由来しています。
花束を送るときは、紫色の花を選ばないほうが無難でしょう。
ハナニラ「悲しい別れ、耐える愛、星に願いを」
花言葉 |
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悲しい別れ、耐える愛、星に願いを |
ハナニラの花言葉は「悲しい別れ」や「耐える愛」です。ハナニラの花は、青みを帯びた白色で、10~20cmほどの草丈に大きめの花を無数に咲かせます。その姿は儚げで、どこか物悲しく見えることから、「悲しい別れ」、「別れの悲しみ」、「耐える愛」といった失恋にちなんだ意味がつけられました。
3~5月の春に花を咲かせるハナニラは、花弁の先が尖って星型になっていることから「星に願いを」という意味もつけられています。地上の星に、失恋の叶わない願いをこめたと考えると、切ない気持ちがよりいっそう増しますね。
スイセン「もう一度愛してほしい、私のもとに帰って」
黄色いスイセンは「もう一度愛してほしい、私のもとに帰って」
花言葉 |
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もう一度愛してほしい、私のもとに帰って |
スイセンの中でも、黄色いスイセン花言葉は「もう一度愛してほしい」、「私のもとに帰って」です。これはギリシャ神話が由来となっており、豊穣の神のデメトルとゼウスの子であるペルセポネが、地上で花を摘んで遊んでいたところ冥界の王ハデスが現れ、ペルセポネに恋をし、冥界へ連れ去ってしまいます。その時、摘んでいた花がペルセポネの手からこぼれ落ち、黄色い水仙になったというエピソードです。
「もう一度愛してほしい」は、冥界へ連れ去られたペルセポネがハデスに心を開かなかったことから、「私のもとに帰って」はデメトルのひどく傷心した思いからつけられました。
スイセン全般の花言葉の意味は「自己愛」や「うぬぼれ」
スイセン全般の花言葉 |
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自己愛、うぬぼれ |
スイセン全般の花言葉の意味は「自己愛」や「うぬぼれ」といった意味があり、これはギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスが、水面に映った自分の姿に恋をして、憔悴しきってしまい、水辺を向くように咲くスイセンに姿をかえてしまったというお話が由来しています。ナルキッソスは「ナルシスト」の語源とされており、スイセンに「自己愛」や「うぬぼれ」といった意味がつけられました。
スイセンは色や種類によって様々な意味がある
種類と色 | 花言葉 |
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白スイセン | 神秘、尊敬、尊重 |
黄色スイセン | 私のもとに帰って、愛に応えて |
ラッパスイセン | 尊敬、報われぬ恋 |
黄色ラッパスイセン | 心遣い、あなたを待つ |
日本スイセン | 自己愛 |
口紅スイセン | 素敵な装い |
スイセンは色や種類によって様々な意味があります。先に上げた神話が由来で「自己愛」や「報われぬ愛」など、ネガティブなイメージの花言葉が多くありますが、ラッパスイセンはイギリス・ウェールズの国花でもあるため、「尊敬」といった意味がつけられました。また、口紅スイセンは、白い花弁と突起の部分が(副花冠)淡い赤色といった花で、まるで口紅をしているかのように見えるため、「素敵な装い」という華やかな意味がつけられました。
スイセンには色や種類で様々な意味をもつため、一概に悪いイメージを持つのではなく、シーンによって意味を考える必要があります。
色や品種の持つ意味も含めて花言葉を理解しよう
花にはさまざまな花言葉があり、プレゼントすることで相手に気持ちを伝えることができます。ただし、花本来の言葉の意味と、色や品種、本数が持っている意味が異なるケースも少なくありません。
相手の正しいメッセージを受け取るためには、すべての要素を含めて考えることが大切です。花言葉の意味を理解して、スムーズなコミュニケーションをとれるようにしましょう。
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